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出国〜トゥルク到着までの流れ

こんにちは。現在フィンランドのトゥルク大学に留学中のRisaです。今回は、フィンランドに入国するまでの流れ(出国〜入国)についてお話できたらと思います。

私が日本を発ったのは、2023/8/20です。実家のある福岡から、一度羽田に行き、JALの直行便でヘルシンキまで行き、そこからは電車に乗ってトゥルクにある家まで行きました。

私がJALの航空券を購入したのは、6/29でした。乗り継ぎがある便もありましたが、JALの値段とあまり変わらなかったため、JALの直行便を選びました。できるだけ早く購入した方が、安く買えると思います。私は少し遅かったですね。アパートが8/20から借りることになっていたため、その付近で一番安かった往復券が8/20羽田発の197,500+74,210(税金、燃料サーチャージ)=271,710円でした(それでも高い…)。

自分のクレカで払おうと思ったら、上限に達してしまっおり、母のクレカを使わせていただきました。その際、「自分以外の名義のカード」にチェックを入れ、その人との関係性を書かないといけません。
チェックを入れて、母のカードと書いていたと思うのですが、予約確認メールを見てみるとなぜかクレジットカードが自分の名義になっていました。
不備があると搭乗の時に購入した際のクレジットカードが必要になる、という情報もあったため、母のクレジットカードをフィンランドまで持ってくることになってしまいました。

羽田を21:50発で、ヘルシンキには翌日の4:55に到着予定だったので、5:50発、8:20着のヘルシンキ空港からKupittaa(トゥルク)行きのVR(フィンランドの電車)のチケットをVRアプリから購入しました(Turkuという駅もあったのですが、その駅はちょうど工事中で選択できませんでした)。駅からアパートまでは、バスで行けたのですが、駅までアパートのオーナーさんが迎えに来てくれました(優しい😭)
VRでチケットを買う際、空港から行くのは「Helsinki Airport」発の電車です。ヘルシンキ空港はヘルシンキにはありません(ヴァンター市というところにあります)。Helsinkiを間違って選んでしまうと大変なので、気をつけてください。チケットは早めに買えば買うほど安いです。一ヶ月前だと4€ほどで買えました。私は少し遅かったので6€くらいかかりました。

飛行機のチェックインは、36時間前からFinnairのアプリを通して行うことができます。その際に席を無料で指定できるという情報を見ていたのですが、6月から仕様が変わったようで、指定するには36時間前でもお金がかかりました。指定しなくて良いか、と思っていたら、私が自動的に指定されていた席は出口付近の席で、緊急時に脱出の手伝いをしなければならず、英語かフィンランド語が話せないといけないようで、「あなたは重いものを動かせますか?」「英語かフィンランド語が堪能ですか?」というチェックが出てきました。結局よくわからなかったので、3,000円くらい払って通路側の別の席(Comfort)を指定しました。Comfort 席でしたが、国内線と同じか少し狭いくらいの感じがしたので、特にComfort感はありませんでした。笑

前日まで、荷物をいかに軽くするかで奮闘していました。キャリーバッグ2個持ちは避けたかったので、大きなリュックサックと、大きいキャリーバッグと、機内持ち込みできるギリギリのサイズのショルダーバッグを持っていきました。Finnairの場合、機内に預ける荷物をそれぞれ23kg以内に抑えないと超過料金を取られてしまいます。リュックサックも袋で包んで機内に預けました。心配でしたが、特に傷がついたり破れたりということはありませんでした。

また、福岡から羽田に行く際にANAを利用したのですが、ANAは機内預け荷物の「合計」が20kgじゃないと超過料金を取られてしまいます。私は、「それぞれ」20kgだと勘違いしていたため、せっかくそれぞれの荷物を20kgに抑えたのに、合計は27kgだったため、超過料金を払わないといけませんでした…。2,500円かな。自動手荷物預かり機に預けようとしたら、二つ目のリュックが預けられず、カウンターに案内されました。カウンターでお金を払い、無事預けることができました。

羽田空港からFinnairに乗るときは、第3ターミナルのLカウンターからでした。チェックインは事前にネットで済ませていたので、荷物を預けるために行きました。これがすごく長かった…。お客さん自体はそんなに多くないのに、一人一人にかかる時間が長い人が多く(なぜかは分かりませんが…)、カウンターが2つしか開いていなかったからです(時間が21時近くと遅かったからかな?)。Priorityに並んでいるEconomyのおばちゃんは順番を抜かすし、受付の人は注意しないし…。最初は3つカウンターがあったのに、並んでいると1つ閉まってしまいました。結局30分はかかりましたが、これでも早い方だとおばさまが言っていたので、本当に、早めに行ったほうがいいです。カウンターでは、パスポートを見せるだけでオーケーでした。在留カードや航空券は特に見せませんでした。手荷物を預けるために、ネームタグをもらうので、そこに自分の名前を書きます(ムーミン柄でした!)。それからはあっという間です。紙のチケットをもらって終了です。手続きは全て英語ですが、特に難しいことを聞かれたりはしなかったので、英語が話せなくても問題ないと思います。

一方で、保安検査場を通過するのはすごく早かったです。多くの人が並んでいたので、時間がかかるかなと思っていましたが、あっという間でした。先ほどもらった紙のチケットに乗っているバーコード(すごくボヤけていましたが笑)をタッチして進んでいきます。飛行機に持ち込む液体類は、20cm×20cmの透明のポリ袋に入れて、手荷物から出しておきます。とてもスムーズで、ちゃんとチェックしてるのかな?と思いました。後から気づいたのですが、ホテルのアメニティーでよくある歯磨き粉をポリ袋に入れるのを忘れていました。よく通ったな…と思いました。その辺はゆるいんでしょうか。

そこから飛行機に乗るまで、乗ってからは、国内線と特に変わったことはなく、困る場面はありませんでした。違うことと言えば、男性のハンサムキャビンアテンダントがいたことくらいでしょうか。背が高くて筋肉質で、映画に出てくる俳優のようでした。笑 
キャビンアテンダントの方はフィンランド人でしたが、日本語で話してくれました。

ヘルシンキ空港に到着すると、まず入国審査を受けます。EU圏内の人とEU圏外の人それぞれ通路が分かれています。日本人の人がたくさんいる方に行けば大丈夫です。

入国審査ではまず、パスポートと在留カードを渡しました(90日以上の滞在のため)。少し怖そうなお姉さんに聞かれたのは、「フィンランドのどこに行くのか(トゥルク)」「何のために(study)」「何の勉強(Finnish culture)」「期間は(for a year)」「受入許可証を見せなさい」ここで問題発生。今まで応募書類+受入許可のサインが書かれた書類で在留許可申請も通っていたのに、「これは応募書類で、受入許可証ではない」と言われてしまいました。ピンチ。「I’ll come later」と言って他の人を先に行かせ、並び直しました。

交換留学生はどうなのか分かりませんが、non-degree studentには特に受入許可証はない…どうしよう。もしかして私、フィンランド入れない…?ここまで来て?
非常に焦りました。
これでいいかな…と思って見せたのが、「welcome to University of Turku」と書かれ、大学のアカウントをアクティベートする手順などが書かれたメール。お姉さんはそれを一通り読み、「大学のアカウントを見せて」と言われたので、トゥルク大学のPeppi(フィンランドの大学の授業支援システムのようなもの)のプロフィール画面を見せました。すると、「OK」とのこと。安心…。も束の間。次は「銀行の残高を見せなさい」と。これは、銀行のアプリを持っている方はそのアプリに書かれた残高を見せればオーケーです!一年滞在で、残高は160万円でしたが、大丈夫だったようです。(Enter Finlandに提出した銀行の残高証明書を最初に見せたのですが、それではダメでした。アプリの画面が一番良いです。)
そして最後に、「滞在中の宿泊先」を聞かれました。これは、アパートの契約書類のPDFがあったので、それを見せてオーケーでした!そして無事に通過し、フィンランドに入国することができました。本当に良かった…。まさかこんなに入国審査が厳しいとは思っていませんでした。

色々大変だった分、入国できた時はすごく嬉しかったです。ついに私はフィンランドに認められた…!と思いました笑

ヘルシンキ空港からトゥルクに行く時は、まずヘルシンキ空港からcommuter train と呼ばれるHSLまたはVRが運行している列車に乗ります(指定席などはありません。どの電車に乗っても大丈夫です)。ヘルシンキ空港が始発なので、間違えることはありません。電車に乗っているときに車掌さんが来て、チケットの確認をされます(私が乗っている時はされませんでした…)。Pasilaという駅で降りて、それからはチケット購入時に指定したVR電車の、指定された座席に乗ります(新幹線のような感じです)。
ホームからエレベーターで上ったところに電光掲示板があり、そこにそれぞれの列車が何番線か書いてありました。
大荷物でしたが、荷物を置く場所はたくさんあるので、そこは心配しなくて大丈夫です。commuter trainも、かなりスペースがあるので大丈夫です。
VRの電車にはwifiもあり、とても便利でした。私は大学で無料のSIMカードがもらえると聞いていたため、空港でSIMカードは買いませんでしたが、やはり空港で買うのが無難だと思います。

皆さんもどこか外国に入国する際には、旅行で行く時でも十分に下調べをして、準備を万全に整えてから行きましょう!最近、パスポートの残存期間が足りなくて旅行に行けなかった悲しいエピソードも聞いたので…。

↑上から、機内食(普通に美味しかったです)、VRのチケット(アプリ画面)、ヘルシンキ空港の駅

フィンランドのトゥルク大学に2023年8月21日から2024年7月?日までnon-degree student として留学中の大学4年生です。ご質問やご相談などありましたら、メールアドレスhstg_rs@outlook.jpまでご連絡ください。

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